「ゆっくり丁寧に」書き出してみる

数学を考えていて、論理の展開が追えないところや、式変形がよくわからないところとか、わからない部分が出てきたら、とにかく一つ一つを書き出してみる。ゆっくり、丁寧に。
それだけで、わからない部分が「そうか!」とわかったりする。不思議なことに。

これは数学を考えているときだけの現象ではなく、何か考え事をしているとき、ふに落ちないこと、いまいちわかってないなぁとモヤモヤするときなんかにも有効。
手書き特有の現象。
ただ、書き出すのではない。ゆっくり、丁寧に、書き出す。
テキストを打つときに「ゆっくり丁寧に」書いても意味がない。手書きで「ゆっくり丁寧に」書くからこそ意味がある。

「書く」ことは思考をサポートしてくれるので、特に1回書いたことでも、1度考えたことでも、ゆっくり丁寧に書くのは、道が開けるきっかけになり得る。