「書く」ことは思考をサポートしてくれる
数学では、途中式を書く。考えていることを書き出しながら進む。そうすることで、頭の中の処理を減らすことができる。
- 書き出されたものを見ることができるので、論理展開を追いやすくなる。
- 思考の「持久力」があっても、持久走で重いものを持ってれば消耗が激しいのと同じで、頭の中のみで処理するとそちらで消耗してしまい、思考を進めることに使えなくなる。だから書いて、処理を減らすと思考が進む。
何か考えるとき、頭に浮かんだ事柄をとにかく書いていく。疑問に思ったことや、こうかな?と思ったことなどを洗いざらい。思考をするすると書いていくことで、頭の中だけで考えてた先にあるものを引っ張り出してくれる感覚がある。
頭の中だけで考えるよりも、書く。書くことは、思考をサポートしてくれる。
書く効用はいろいろあるけど、とにかく「書く」ことは考える大きなサポートとなる。
「考える」が駆動しない問題について考えてみると、本やポッドキャストを聞いてると考えるが駆動する。
駆動し始めるのは、他の人の考えや知識に触れることによってであろう。なら、何かに触れること、知識や考えに触れることが、思考を駆動させてくれる。
これを自分1人でする、とするならば、何かを書いたりが有効であるのは間違いなさそう。
書くから、それを読み、自分の考えに触れ、さらに思考が進んでいく。
「書く」ことが思考駆動の処方箋、といえそう。