アウトライナーは全てがリニアに並び、切り分ける概念が薄い

書いた文章を置いておく際、ページごとに分割できるScrapboxやObsidianと、Workflowyなどのアウトライナーとの大きな違いが、「切り分け」へのアフォーダンスにあると感じる。
長い文章を書いたり、個々の文章の統合なら、WorkFlowyなどのアウトライナーに軍配があがる。
アウトラインを組み替えれるのは、とても強力。頭の中では手に負えないくらいの長さの文章では、折りたたんだりフォーカスできるのも、長い文章に耐えうる機能。
色々混ぜこぜにして考える場、として適してる。

ただ、切り分けがないがために、書き出すなどの発散のフェーズでは、よくまとまりつかなくなったり、話が膨らみすぎて手に負えなくなる時がある。切り分けがないために、あれもこれもになりがち。
トピック分けても、いつでもトピックを超えて動かすことが可能で、1テーマに集中することが難しくなりがち。ぼくの場合。
ページごとに分割されていてリンクで繋げることができるアプリは、1ページ1テーマを保持しやすいので、自然と切り分けることが指向され、1つのテーマに目が行きやすい、と感じる。

任せる情報の住み分けの一つの基準が、混ぜこぜに考えたいか、個々で置いておきたいか。

#アウトライナー
#Obsidian
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