システム2の獲得が、人類をこれだけ繁栄させたのではないか?
- 超相対性理論 人文知の社会実装で、遅い、成果まで時間のかかる人文知が、短期の利益を求めがちな組織(株式会社など)にも必要ではないか、という話が出てきた。
- どちらも必要である、と話は展開。
- 非常時には生き残ることにリソースの全てを割けないと生き残れないし、そうでないときには長期の視点を持ってないとこれまた人文知が必要になってきている今の社会で生き残るのは難しい。
- ファストとスローがいる。どちらもある企業が、生き残るのでは、と。
- で、この話から、システム1とシステム2を示唆される。
- ここで思ったのが、もし仮に企業にも非常時への対応力と平穏な時は長期的な視点を持つことの両方が揃ってないと生き残るのは難しいというのが真であると仮定するならば、人類が繁栄したのは両方を持ち合わせているからではないか?ということ。
- 動物は、システム1を持つ。リソースを生き残ることに全振りすることができる。
- が、一方で、スローなシステム2を持っているのは、人類だけではないか。
- だから、人類はこれだけ繁栄したのではないか。
- 両方を揃えている生物・企業が、生き残りに長けているのではないか、というふうに思って、本仮説が立った。