数学に間隔学習を取り入れるのであれば、何を問うのがいいか?
- 数学における基礎力の定着に、ライトナーシステムを用いるとするのであれば、どういった内容を間隔学習すればいいのか?
- ただ単に教科書に出てくる練習問題を何度も演習させる目的で間隔学習する?
- おそらく、準備の手間はこれが一番少ない。
- でも効果は疑わしい。いくらかはプラスに働くかもしれないが。
- 基礎的な内容の本質的な理解につながらないのではないか。
- 基礎的な内容と練習問題をセットで感覚学習?
- いくばくかマシかもしれない。
- でもこれでは、おそらく練習問題を解いて満足する生徒が大多数で、ただ単に教科書に出てくる練習問題を何度も解くのと変わりなさそう。
- 基礎的な内容そのものを問うような形にする?
- 例を挙げよ、とか?
- 証明せよとか?
- 例えば、指数法則を具体的な数で証明させる、というか、なぜ成り立つかを説明させるとか。
- 定義そのものを問うとか?
- 定義の意味を問うような問題にするとか?
- きっと、効果的に内容を問う問題が作ることができれば、最も良い。
- 内容を問う問題が作れるのか?が一番の課題。スキルとしていい内容を問えるのか?時間的にそれを考えることができるのか?
- 目的は、基礎的な内容がすぐに頭に浮かぶような状態を目指すこと。基礎的な問題がすぐに解けるようにすること。それができれば、その応用につなげていくことができるのではないか。
- 応用問題というのは、基礎的な問題の組み合わせ。
- 応用問題は、定義にかえることでアプローチできることがある。
- 応用問題は、それと似た問題を知っていたり、一部分に分解することができれば解くことができたりする。
- ほんまに数学の力をつけるのであれば、定義に変えることができることが強みになると思われる。教科書の例や例題は、定義にかえることで糸口が見つかりそうなものがほとんど。
- やはり、基礎をしっかりと身につけて、ポリアの問いかけとセットで使っていくというのが、数学的な力が一番つきそうな気がする。