📚こどものスモールトラウマのためにできること
20250312
- はじめに
- こどもの行動は、頑固だ、怠惰だ、不注意だ、だ、などなどを表現しているのではなく、受け入れられていると感じているか、それとも拒絶されていると感じているかという内面を反映している。
第Ⅰ部 こどもの脳と大人の脳は異なる
- 第1章 「リスペクト」の二つの顔
- 敬意(リスペクト)とは、相手に捧げる、価値をはかることのできないものであり、評価なしに与えられるもの。
- ふだんの生活の中で、いかに相手にあるリスペクトを示すか。
- 相手の考えや言葉に耳を傾け、理解することが必要。
- →理解してから理解される、ですかね。
- 相手の考えや言葉に耳を傾け、理解することが必要。
- たとえ間違った行動・判断であっても、口を出さず、結果が出てから共感を示す。
- 誰にとっても間違うことは恥ずかしく感じたり不愉快に感じたりする。それを伝える。
- 理解された、敬意を払われたと感じるはず。
- 誰にとっても間違うことは恥ずかしく感じたり不愉快に感じたりする。それを伝える。
- 第2章 大人にとってこども時代が大切な理由ーリナの旅路 パート1
- こどものときに、敬意に触れる体験がないと、自分に何かが「欠けている」から敬意を向けられないんだと解釈し、内面は不安定になり、緊張感を感じ、傷つきやすくなる。
- 第3章 主導権を握る脳の部分
- 脳は、前頭前野が主導権を握っていないとき(サバイバルメカニズムが主導権を握っている時)、合理的思考はよく働かない。
- 三つの層の脳モデル
- 第一層 爬虫類脳
- 闘争/逃走反応を起こす部分。思考が働く前に起動し、行動に飛びつく。
- 第二層 情動脳
- 団結するように、お互いに守り合い、支え、養い合うようプログラミングされている。
- 同じ仲間から受け入れられているという合図を常に求めている。
- 仲間から離れる脅威に対して守備をしている。
- 情動脳と爬虫類脳は強く結びついており、身体面の脅威と同じように扱われる。
- つながりの脅威があると、サバイバル回路が支配権を握る。
- 第三層 思考脳
- ニューロンがまだつながれていない状態で生まれ、コミュニケーションの快不快やらなにやらが記録される。
- 心温まった体験は、その合図を詳細に記憶する。
- 詳細な非言語情報のすべてを。
- 不快な体験は前頭前野の中でのネガティブな神経回路を発達させる。
- こどもたちをリスペクトせることは、ネガティブな神経回路の影響を最小限にするのに非常に効果がある。
- 第一層 爬虫類脳
- 第4章 こどもが見ている世界
- 大人とこどもでは、まわりの世界をどうとらえ、とらえ、生きているかが違う。
- 脳が違うから。
- なので、こどもがどう認識しているかを知ることは、共感してコミュニケーションをとることにつながる。
- こどもは、大人が理解する方法でまわりの世界を理解する準備がまだできていない。
- こどもと大人の体験の三つの違い
- こどもは、他の人の観点から物事を見ることができない
- 「全部自分のせいだ」と考える。
- 父母が喧嘩をしていたら、その前の自分の行動のせいだ、ととらえたり。
- 因果があるかどうかは関係がない。
- 父母が喧嘩をしていたら、その前の自分の行動のせいだ、ととらえたり。
- こどもはファンタジーの世界を信じる
- 現実と空想の境界があいまい。
- 神様にお祈りすれば助けが来る、とか。
- こどもはまわりの世界を単純に体験する
- 論理思考より感覚器官が発達している。前頭前野の未発達のため、自分の体験を適度に抑える力がなく、自分の見方でしかまわりの世界を解釈できない。
- 強い情動や不快感を大人と同様に感じるが、それに対処して消失させるすべも精神力も発達していない。
- 大人とこどもでは、まわりの世界をどうとらえ、とらえ、生きているかが違う。
- 第5章 こどもの内面の混乱と困惑
- こどもは身体の感覚とその源を関連づけることができず、情動・感情・感覚の混乱についても説明できない。
- そして、備わっている装置の言いなりになって、身体の感覚とその混乱に直接に反応する。
- 大きな情動・感情・感覚を、大げさな身ぶりとともに表現する。
- 内に保ち、内面に吸収する。唇をすぼめたり、拳を握りしめたり。
- これらのアクションを通じてしか、彼らはコミュニケーションを取れなくなる。
- 大人は言葉を交わそうとするが、こどもは行動で表現する。
- 大人から見たら困った行動に見えるが、こどもからしたら混乱の表現がそれしかないだけ。
- それに対し大人がイライラしたりすると、それを自分のせいと受け取る。非言語情報をキャッチし、自分の価値や重要性について間違ったイメージを持つことに。
- 激しい情動に対し、大人の無理解な対応、こどもを理解しようと寄り添えない対応は、そういった情動がダメなんだという認識にさせてしまう。
- 情動がダメなわけでなく、それへの適切な対処を学ぶことが必要なのに。
- 情動がダメ、となると、外に発散するか内に溜め込む対処しかできるようにならない。
- 情動がダメなわけでなく、それへの適切な対処を学ぶことが必要なのに。
- 大人は行動に対処するのではなく、こどもの情動に対処する。どうすればいいかのサポート・支援をおこなう。
- その際、実際自分がおなじ境遇に陥ったらどう感じ、どう振る舞うか?を参考にすることができる。
- 感情の表現の場を適切に作ることができる。
- 情動への恐れではなく、感情を発散したり押し込めることもなく、それへの対処ができるようになる。その過程で大人は寄り添ってくれることを学び、安心感も育むことができる。
- その際、実際自分がおなじ境遇に陥ったらどう感じ、どう振る舞うか?を参考にすることができる。
- 第6章 私の行動は、私ではない
- 大人はこどもに対して、はるかに大きな権力を持っていることを忘れてはいけない。
- こどもは、「わたし」と「わたしのおこない」を区別できない。がゆえに、何か悪いと感じることをしたら、自分そのものが悪い存在であると思うし、良いことをしたら自分そのものを良い存在である、と思う。
- いずれにせよ、完全さから不完全さに目が向くように。やがて不安定な状態に。
- 大人に認めてもらうための行動をさがし、依存的な状態へと進んでいく。
- →アドラー心理学でも同じことを言うてる。
- 「わたし」と「わたしのおこない」の区別がつくようになれば、行動が良くなかったとしても、自分の存在はつねに十分に良い人間だ、と信じることができるように。
- 価値は減じることがない、と思えるように。行動が不適切であるだけ。なのでそれを認め、謝ることができるように。
- →価値が減じるととらえている限り、謝るのは難しいということか。だってだって謝ること=自分の存在そのものが間違った悪いものであると認めることであるから。
- →娘は、もしかしたらこの状況なのかもしれない。自分と行動の区別がついていない状態。
- 話を聞いてほしい・理解されたいというこどもの欲求が満たされると、こどもの「不適切な」行動が消えていき「適切な」行動が増えていく。かつ、なにがあっても「いつもOKなのだ」と信じるようになる。
- こどもと関わるときは、こども自身とその行動を別物として、こどもに敬意を払うことが非常に重要。
- 第7章 どうして「リスペクト」が大事なのか
- 情動は、自然に起きる。それをずっと押さえ込んでいると、呼吸を抑えていてもどこかで抑えきれなくなるように、情動に蓋をしていても抑えきれなくなる。一気に爆発する人もいれば、少しずつ漏れ出てくる人も。現れ方は様々だが、抑えきれなくなるのは同じ。
- 情動脳はお互いを守り合い・支え合い・育て合うように、受容するようにプログラミングされている。そんな情動脳にとって、どんな理屈であれ、部族・集団・他の人から遠ざけられる可能性のある行為や行動を脅威とみなす。
- 情動脳には受容と敬意が欠かせない。
- こどもたちは特に、受容と経緯に敏感。
- 大人の役割は、こどもの行動を直すことではなく、行動の責任を取ることができるように導くこと。
- 相手の声に耳を傾け、相手を理解することによって。
- 情動脳が脅威を感じなくて済む状態、厳戒態勢をとらなくて済む状態になるため。
- 相手の声に耳を傾け、相手を理解することによって。
第Ⅱ部 こどもたちとの関わり方
- 第8章 知識を実践につなげる
- あなたは大切だよ、と言うだけではダメで、受け入れていることを実際に示す必要がある。
- 耳を傾けて理解し、内省し、自らの問題の解決方法を彼ら自身で見つけることを許すこと。
- あなたは大切だよ、と言うだけではダメで、受け入れていることを実際に示す必要がある。
- 第9章 つながりがすべてに優先する
- 脅威モードになると、怒っているように見えたり無作法に見えたりする行動を取ったり、引きこもりやだんまりを決め込んでいるように見えたりする、が、それは情動脳が「受け入れられていない」「拒否されている」という恐怖から本能的に自分を守ってのこと。
- 大人はそれを、自己防衛と見えない。ここに、差異がある。
- 理解するということは、この差異を乗り越えるということ。つながりをつくるということ。情動脳をくつろがせること。
- こどもの中では、大人が気づいていないことがたくさん起きているはず。
- できることはただ一つ、彼らとつながり、大人といると安心だという体験を与えること。
- 世界は危険な場所というわけではないと思えるように。
- できることはただ一つ、彼らとつながり、大人といると安心だという体験を与えること。
- こどもが暴れた時に自分が不安定にならないように。
- こどもはけんか腰、あるいは無表情な様子であっても、内面はとても不安定。
- とりあえず、信じる。ベストを尽くしている、一生懸命やっている、と。
- 剣と盾を引き抜いてはならないことを思い出す。従順さに欠けるとか、敬意が足りないと解釈するのを、やめる。
- 脅威モードになると、怒っているように見えたり無作法に見えたりする行動を取ったり、引きこもりやだんまりを決め込んでいるように見えたりする、が、それは情動脳が「受け入れられていない」「拒否されている」という恐怖から本能的に自分を守ってのこと。
- 第10章 受け入れるか、支配するかー二つの関わり方
- 敬意と受容のかかわりは、「対等」。
- 支配している関わりは、一方が他方より上。
- 支配している関わりかたをしていると、こどもの「ありのままの自分でいい」という信念が崩壊していく。
- で、それはこどもの中で無意識に行われていく。自覚なく、崩壊していく。
- 敬意をもって接し、行動には責任を持たせるのが必要。
- 大人は、中高生やこどもと関わるとき、自動的に権力を与えられている。
- 忘れがちだけど、忘れてはいけないこと。
- 関わりかたに受容と敬意が伴うと、あとは伝わる。思いやりと心配から来ていることが。
- お互いを対等な存在とすること。
- 当人の体験の深さを知っているのは、当人しかいないこと。
- 理解されてから、理解すること。
- 第11章 「脅威」を構成しているもの
- 受け入れられるためには一定の基準に到達しなければならない、と感じると、情動脳を不安に掻き立ててしまう。
- つまり、受け入れられるのに条件がある状態がよろしくない。脅威になる
- こどもが嘘をつくのは、本当のことを言ったときに、大人から敬意を欠いた反応をされるかもきれないされるかもきれない恐怖から逃げるため。
- 支配と受け取られ、サバイバルモードに陥らせる関わりかた。
- 脅かす
- 恥をかかせる
- 自分には変化する力があると信じる部分を腐らせてしまう。
- だんまり戦術
- 神に助けを求める
- 最後の一刺し
- 受け入れられるためには一定の基準に到達しなければならない、と感じると、情動脳を不安に掻き立ててしまう。
- 第12章 受容とはなにか
- こども(に限らず人)は、「リスペクト」を手に入れようとしている。が、意識しないままに、支配的な相手のニーズに合わせてしまう。条件付きのリスペクトを求めてしまう。これが、本当の自分から遠ざかる結果や、不安定な内面を引き起こすことになってしまう。
- エネルギーにホコリが積もっていくようなもの。
- こども(に限らず人)は、「リスペクト」を手に入れようとしている。が、意識しないままに、支配的な相手のニーズに合わせてしまう。条件付きのリスペクトを求めてしまう。これが、本当の自分から遠ざかる結果や、不安定な内面を引き起こすことになってしまう。
- 第13章 努力を認める
- ただ観察したことを明瞭に表現し伝え、「努力を認める」ことが受容には肝心。
- 相手の行動に集中し、行動について観察したことを言葉で共有する。
- そこに評価や判断は含まない。それらはいらない。
- 行動、つまり努力に注目する。努力について知ろうとする。
- 第14章 耳と心を傾けて聴く
- こどもが訴える問題に、大人は解決する手助けをしがち。解答を持って臨んでも、役に立たない。
- 問題についてどう捉えているか、対処しようとしているかを理解しようと試みる。
- 傾聴する。理解するのは簡単ではない。脳はすぐに結果を出したがる。過去の体験に基づいて。
- 意識的に自分の思考から自分を引き離し、相手の話に全力で集中しないと。
- 相手の脳が、サバイバルモードにならないように。
- なってしまうと、防衛的になって内省ができない、話が聞けないようになってしまう。
- こどもが訴える問題に、大人は解決する手助けをしがち。解答を持って臨んでも、役に立たない。
- 第15章 「リスペクト」を行動にする
- しては+ダメは致命的
- 情動脳が闘争/逃走態勢をとってしまう。
- レッテルを貼る
- 深く影響を与え、行動を誇張させてしまう可能性が。
- 「私は何かが欠けている」と感じさせてしまう。
- 「なぜ」と問わない
- 非難、からかい、見下し、何かが欠けている証拠、などなどと受け取る恐れが。
- 「ダメ」を言わない
- 危険なときだけに。
- 脅かさない
- 脅しは敬意の欠如を意味してしまう。
- 選択肢を与える
- 人にではなく行為や状況に注目する
- こどもの感情を退けない
- 神に助けを求めない
- 道徳をしつけに使わない
- どれをするにせよしないにせよ、練習が必要。何度も元に戻ってしまうけど、脱出はできる。
- しては+ダメは致命的
- 第16章 こんな言い方をしよう
- 忘れてはいけないのが、こどもは混沌状態を体験しているということ。
- 第17章 「そう言ったでしょう!」は使わないほうがいい
- 「だから言ったでしょう」は語彙から削除したほうがいい。
- 尊敬する相手を、変えたり、傷つけたしてはなならない。
- 間違いをしたと感じると、闘争/逃走モードに。そして思考脳が働かなくなる。これは、大人もこどもも同じ。違いは、こどものほうが、情動脳のほうが思考脳よりも強いということ。
- それゆえ、アクト・アウトやアクト・インという反応を示してしまう。
- 思考脳がうまく働かないので、内省したら熟慮したりが難しい状況に。
- だから言ったでしょうにより、間違いに対する情動を増大させてしまっている。
- 第18章 こどもに罰を与えない、こどもを遠ざけないしつけ
- 罰を与えず遠ざけることもしなければ、こどもは安心感を得る。安心感が、こどもは内面で起きていることを解決する際の支えになる。
- 自分の行動を内省できるようになる。
- 自分で解決できる経験を得ることができるということ。
- こどもが理解でき、意識できる限度を一緒に設定し、大人は境界線を敬意を持って守る。
- こどもとの間にパワーゲームはない。
- 「従順でない」態度をパワーゲームと解釈すると、大人は無力感、イライラ、不愉快さを感じるとともに、こどもはそれ以上のものを感じている。
- 罰を与えず遠ざけることもしなければ、こどもは安心感を得る。安心感が、こどもは内面で起きていることを解決する際の支えになる。
- 第19章 思春期のこどもはなぜ大人に口をきかなくなるのか?
- 他者の努力が認められていないと感じることが、緊張の引き金になることがある。
- 敬意と思いやりが欠けている、と感じさせる要因に。
- 自分も評価され続けてきた、欠陥があり不十分だと指摘されてきたことに目がいってしまう。
- 誰もが自分の言葉が聞き入れられ、理解されることを望んでおり、与えられた環境の中でベストを尽くしている。
- 他者の努力が認められていないと感じることが、緊張の引き金になることがある。
第Ⅲ部 私たちはどんな人間になるか
- 第20章 もとに戻る
- 無自覚のうちに、自分を貶めていたり、内面に混乱がわきあがっていたり。ゆっくり呼吸し、その混乱を味わってみると、やがて混乱は終わる。
- 第21章 今も生きている記憶
- 記憶の仕組みとして、AIPモデルがある。
- 日中の経験は記憶となり、漁網にかかる。寝ているときにその記憶は保管庫にしまわれる。が、それは健全な信念だけで、自分に対する歪んだ信念は、漁網に残ったまま。
- 健全な信念とは、有能感や安心感。歪んだ信念は、無能感や無力感。
- 自分に関する歪んだ信念を含むこども時代の記憶は、ずっと漁網に残ったまま。大人に成長する間もずっと。
- 大人からの、敬意のない接し方、受容されていないと感じる関わりはすべて、歪んだ信念となり残ることに。
- 私たちは他の人と会話するとき、過去の体験から相手のことを理解・解釈する。その際、網に残った歪んだ信念の記憶を介することに。
- 間違った結論につながりかねない。
- 記憶はこれほどに、人生を左右してしまうもの。世界の認知すら歪めてしまうから。
- 記憶の仕組みとして、AIPモデルがある。
- 第22章 リナの旅路 パート2…私はこどもたちを最優先にしていると考えていた
- こどもの行動・反応から内面の混乱と不安が生まれ、不安な未来図を描き、現在のままではいけないと感じ、結果相手を支配するような行動・反応・言動をとってしまう。それは、敬意や受容とはかけ離れたもの。
- とはいえ、今の行動・反応を受け入れて、こどもの思うがままにさせてしまうことは親の役割として適切なのか。
- 適切とは言えない。が、敬意を持つことはできる。
- こどもが理解でき、意識できる限度を一緒に設定し、大人は境界線を敬意を持って守る。
- 第23章 リナの旅路 パート3ー変化
- 受容する雰囲気を作るには、支配しなければという気持ちを手放すこと。
- こどもは、自分に敬意が払われていて、受容されていると感じると、自分の価値を認めることができるように。自分に対しても敬意を払い、自分そのものを受容できるように。
- 第24章 声のトーンが意味するもの
- 特定のやりとりが、敬意を払われていないと感じる引き金になっているかも。
- そんなときは内省し、根っこを探ってみる。と、引き金の存在に気づくことができる。
- 気づいたならば、異なる行動をすると決心すれば、脳の可塑性により過敏さから逃れられるかも。
- 特定のやりとりが、敬意を払われていないと感じる引き金になっているかも。
- 第25章 怒りー私の中に火山がある?
- 怒りのエネルギーは、勇気としても虚勢を張るのにも使える。
- 勇気として使ったら内面的な大きさを与えてくれ、去勢は外面的な大きさを与える。
- 大人はほとんどが怒りを虚勢と捉え、またそう感じる。闘争/逃走反応のサバイバルモードへの突入したときに。
- 些細なことからこのモードに入り、扁桃体に思考脳が乗っ取られ、怒りが虚勢として吐き出す。
- 扁桃体によりハイジャックされてから30分ほどは思考脳は使えない。
- 「道理をわきまえた話」をするじょうきょうではないので、脇に置いておくのが賢明。
- 怒りを、つながりを持って接する勇気に変える。
- 相手の虚勢にこちらも虚勢で応じるのではなく。
- 怒りのエネルギーは、勇気としても虚勢を張るのにも使える。
- 第26章 「遊び(プレイ)」という、こどものようなエネルギー
- 遊びのエネルギー、試してみる楽しさにつながることを、自分に「許可」する。
- 第27章 リチャードープレイセラピストとしての体験
- こどもにとって、拒絶は恐怖で、行動や世界観や性格に直接的に影響を与える。大人に耳をかたむけてもらえること、理解してもらえることが非常に重要。
- 自分の不安を手放し、まず受け入れる。
- 人間そのものへの敬意、 何かしたから認めるのではなく、一切の評価をしない、ただいることへの敬意を払うこと。
本屋で物色していたときに出会った本。出会えてよかった、本書を読めてよかった。
こどもとの関わりは反省がおおいけど、反省してもどうしたらいいかわからないときがほとんど。
そんな中でアドラー心理学は一つの思想面での支えになると感じてるけど、本書はアドラー心理学と共通した考えであり、さらに「こどもには何が起こっていて、大人はどうしたらいいのか?」ということを教えてくれる。
- 敬意がない、受容されないことは、恐怖であり、恐怖は闘争/逃走反応を引き起こす。
- 闘争/逃走反応によって思考脳が働かなくなり、混乱に陥る。
- こどもは抵抗しているように見えて実は、混乱の最中にいる。
- 混乱の最中では、内省することは困難。
- 支配によって押さえつけられ、矯正されることは、こどもに自分には欠陥があるという信念を生じさせかねない。
特に、今の接し方がこどもの今にも将来にも影響してしまいかねないという事実は、これまでにも増して関わりを変えていく必要性を突きつけてくれた。
反省し、迷うこともあるだろうが、本書がそういうときの支えになってくれると思う。