「スイッチ!」で得た「真実だけれど、役に立たない」
授業の振り返りをしてきたけど、「真実だけれど、役に立たない」を集めていたのかも。
いくつか得た視点。
p59.「何がうまくいっているか?それを広めるためにはどうすればよいか?」
p64.大きな問題が、それに匹敵するくらい大きな解決策で解決されることはほとんどない。むしろ、数週間、ときには数十年間の小さな解決策の積み重ねによって解決されることが多い。この非対称性こそ、象使いの分析好きが裏目に出やすい理由なのだ。
p96.挙げられた意見は「真実だが役に立たない」ものばかり
p55.解決志向療法のセラピストは、「問題がなくなっていると思う最初の小さなサインはなんですか?」という質問をすることで、患者を奇跡の最初のサインに着目させようとしている。
反省と改善をしがちな、振り返りという行為。PDCAのC。
そこに、「真実だけど、役に立たない」ものを集めても仕方ない、という視点を加えることで、振り返る部分はかなり違ってくるのでは、と感じる。
アドラー心理学もブリーフセラピーも、「これからどうするか?」という前向きな視点を与えてくれるのとあわせて、「真実だけど、役に立たない」を持っておきたいところ。