ガイド付き即興法
- ガイド付き即興法
- 学生に教材を通して自分なりの道筋を即興で切り開く自由を与えるようなオープンエンドな授業。
- 「足場」と呼ばれる構造によってガイドされる。
- 学生の知識構築をガイドすると同時に、創造性の発揮に必要な知識を教えるための構造。
- 学習が構造化されすぎると創造性が減少する。また、構造が不足しても減少する。
- 良い授業は入念な計画と即興のバランスが巧みに取られているもの。
- ガイド付き即興法では、学生は解き方をまだ知らない、オープンエンドな問題に挑戦する。
- 構造とテクニックによってガイドされている。
- 例
- 各単元:1回目の授業→授業の復習→1度目のテスト→テストの確認→2度目のテスト→テストの確認
- 各授業:授業→宿題開始→宿題の確認
- この構造を変えるような即興を行ったり。
- 即興のテクニック
- 直前に発言した役者のセリフを受け入れることと、そこに新しい何かを加えて発展させること。
- 否定せず、無かったことにもしない。
- 先導しない。
- 押し付けをしない。
- 答えのわかっている質問をしない。優れた質問(学生に深く考えさせ、自分の思考と行動を説明させる質問)をする。
- 第四の壁を越える。
- 即興に備えた計画を立てる。台本を作るのではなく、足場をつくる。