式や式変形を深く味わえるようにと思っていたけど、式自体にそこまでの重きを置くべきではないかなと思うようになった
*『確かな算数・数学教育をもとめて』(杉山 吉茂)*の第1章Ⅶ「「式をよむ」ことについて」では、式と式の変形から読みとれることがたくさんあることを、その具体例と共に示してくれる。
式変形から読みとれることってたくさんあって、いろんなことがわかるし、結構奥深い。
その深みを味わってもらえるような伝え方ができたらいいな、と思う。
自分が学ぶ際にも、いろんな視点で式を眺め、読み解くことができれば、伝え方の幅も広がりそう。
と、思ってたけど、かけ順の議論を見てたら、式自体に重きを置くことはちょっと違うな、と感じるようになってきた。「「式をよむ」ことについて」を読み返したけど、「それは式のみから読み取るべきことなのか?」と思えるようなことがあったり、式に具体や抽象を見てたり、問題文から式は一つに定まる前提で話が展開してたりして、鵜呑みにしてはあかんな、と。
式自体から何かを必要以上に読み取ることは必要ないな、という考えになってる。
一方で、式変形には理由があるかな、式変形から学べることは多いかな、と思ったり。もちろんどう変形していくのかは一つには定まらんけど、ある意図を持って変形することがほとんどで、その意図を考えてみるのは自分が計算できるようになることにプラスにはたらいてくれるのではないかな、と。
#数学 #「学び」について