教育の効果を測る術を持っていないのは、けっこう由々しき事態ではないか
- 教員をしていると、教育に携わる。教科を教えることもあるし、高校ではキャリア教育やらなんやらについて考え、実施することもある。他にも。
- 色々考え、試し、改善をしようと取り組んでるけど、考えてみると、試してみたことが本当に効果があったのか?を測る方法を知らないというか、測ったことがないことに気づいた。
- これって、とんでもないことなのではないか?
- やった振り返りといえば、実際の授業での雰囲気や生徒の様子や実施後のアンケートやら。まぁどれも効果測定にはなっていない。
- もちろん、実際に授業を受けている生徒に対するアンケートを受けて改善点について考えたりするけど、生徒に対してウケがいいからと言って効果的とは限らない。ちゃんとそれを測定ということをしないと。
- 長期的な視点も必要で、測りきれない部分はあるにしても。
- 本来であれば、雰囲気やアンケートと同じくらいに効果測定も重視されるべきやのに、その術すら持っていないことに愕然とした。今までそれに気づいていなかったことも。
- 教育が、個々の先生の主義・思想にあまりにもより過ぎているのではないか、と感じ始めてる。
- 少し考えは変わってきてて、教育の効果なんて、ほんとのところは何もわからないという考えになってきている。
- ただ、だからといってある限定された尺度での効果を測る術は習得しとくべきとも思う。