数学において、基本的な内容の理解がすこぶる大事な理由
- 数学は、積み重ねの科目。以前の理解が次の理解へとつながる要素が強い。
- ということは、以前の内容が頭に入っていると、「今ある知識と結びつく」機会が多くなる。ということは、頭に残りやすくなる。
- 尚且つ、数学の問題と言うものは、基本的な内容の組み合わせでできているものが多い。基本的な内容が頭に入ってると、応用的な問題への対応力も高くなる。
- 浅い理解があってこそ、深い理解に至れる。「理解が書き換えられる」機会を得ることもできる。
- 以前の、基本的な内容が理解され、記憶されていると、記憶に定着しやすい条件5つの全てに働きかける素地が出来上がる。よって、次々に出てくる新たな内容を指数関数的に脳の中の理解と結びつけやすくなっていく。
- ということで、
- 基本的な内容を頭に残すこと。つまり、記憶に焼き付けておくこと。
- かつ、個々の内容の結びつきを意識すること。
- の2点を重視することが、数学の力の向上に大きく作用してくれる、と思われる。