📚体育館の殺人メモ(ネタバレありまくりなので、未読の人は絶対見ちゃダメ)


- プロローグをそのまま信じるなら、犯人は朝島より年下となり、教師や三年は違ってくる。なにかを朝島に頼んでいた。
- 体育館のトイレの窓の前に、金髪の女子生徒。
- 友達との待ち合わせなら、屋根のある昇降口前の方が楽
- 針宮が早乙女と待ち合わせしていた。
- ドーンドーンという、太鼓がなるような音。
- 秋月による。
- ステージの幕は三時ごろ、朝島が降ろした。
- 佐川部長。先生の増村も。
- ステージ中央の演題に背をもたれかけさせ、紺色のベストを着た男子生徒の朝島が、胸から細身のナイフが刺された状態で発見された。
- 三時過ぎごろの犯行?Yes
- ステージの左右に袖に通じるドア、左側扉の上には小窓、右側扉の上には校歌。
- 死因は胸の刺し傷。ほぼ即死。
- ステージ右側、2枚の袖幕内で刺され、引きずられて演台まで移動。返り血は少ない。
- ステージの出入口はどこもかしこも鍵がかかっていたか、人の目があった。
- 密室だった。
- 遺留品
- 左ポケット
- 血で汚れたポケットティッシュ
- 右ポケット
- 財布と携帯電話
- 鍵の束
- 猿。放送室の鍵。
- 見ざるは本校舎の放送室
- 言わざるは新体育館の放送室
- 聞かざるは旧校舎の放送室
- choiyaki右ポケットがいっぱいなのは、死体が左側に傾いていたため、鍵を左ポケットに入れれなかったから?
- 右の尻ポケット
- 薄いクリアケースに入ったDVDディスク
- 表は緑色で、タイトルなど書かれていない
- 『風ヶ丘高校の紹介』
- 薄いクリアケースに入ったDVDディスク
- ワイシャツの左の胸ポケット
- 血に染まった生徒手帳
- 左ポケット
- 上手側の舞台袖に、二階へ上がる階段と正面と右側に重たそうな扉。正面の扉には緑色の玄関マット。
- 右側は屋内、正面は外とつながっている。
- 外とつながってる扉は、事件当初は鍵がかかってた。
- 扉から出ると、ほとんど使われていない裏門が見える。
- 二筋の足跡あり。
- choiyaki秋月と、早乙女のものと思われる。
- 二筋の足跡あり。
- 右側は屋内、正面は外とつながっている。
- 舞台袖にリボンと傘
- リボンは上手、傘は下手。
- 上手側、二階へ続く階段の陰に、文化祭のポスターと赤色のほどけた制服のリボン。
- リボンは、昼休みにはなかった。
- 下手側の扉は木製、トイレがあり、少し広い。
- 外への出入り口三和土の壁際に、四本の傘。演劇部員のもの。
- 男子トイレの床に、紳士用の黒い傘。
- 新品同様だが、持ち手の端に二センチ程度の引っかき傷。
- 持ち主は不明。
- 昼休みにはなかった。
- 個室の床は水浸し。
- 以下、増村の証言
- 増村三時ちょうどに体育館。佐川と一緒に。体育館内には誰もいなかった。
- 渡り廊下の扉から入った。鍵は開いていた。大抵開けっぱなし。
- 朝島が三時三分に体育館に入ってきた。左側の下手の舞台袖の扉へ。直後、幕が降りた。
- 朝島が降ろしたのかは不明。
- 何も持っていなかった。
- 舞台の照明は最初は消えていたが、次に幕が上がった時にはついていた。スイッチは下手にある。
- 三時八分ごろ一度職員室に戻った。
- 直後、2人の卓球部員が入ってきて、その後にバドミントン部の生徒も。
- 三時十五分ごろ、太鼓のような音。
- 演劇部の梶原が朝島が入っていった扉から顔を出して、幕を下ろしたのは誰?と聞いてきた。
- 梶原は下手の舞台袖の扉から入ったと思われる。
- ドアの前にあった傘は梶原の?←演劇部4人の。4本あった。
- 男子トイレの紳士用の黒い傘が持ち主不明。
- 朝島はなぜ渡り廊下の扉から入った?←演劇部ではない。放送部だから。
- ドアの前にあった傘は梶原の?←演劇部4人の。4本あった。
- 体育館にいる間、舞台袖から誰も出てはこなかった。
- 佐川の証言
- 朝島は体育館シューズを持っておらず、上靴のまままっすぐ左の舞台袖扉へ。その後すぐ幕が降りた。
- 増村が職員室に戻っている間、女子生徒が渡り廊下から体育館に入ってきた。手ぶらで制服。
- 朝島の後を追うように舞台袖へ。
- 三時八分ごろ。
- 女子トイレの窓の前に針宮がいたので見ていたはず。
- が、針宮は知らないと証言。
- そこからの証言は増村と一致。
- 舞台袖からは誰も出てきていない、という部分も。
- 卓球部一年、野南と袴田の証言
- 三時十分に体育館へ。授業終わりからずっと2人で行動。
- 証言はすべて佐川、増村と一致。
- バドミントン部一年男子2人、浜岡、長瀬の証言
- 針宮がトイレの窓あたりで傘をさして携帯をいじってた様子を見た。そこに演劇部の4人くらいが針宮の向こうからこっちに来ていた。
- 針宮は傘をさしていなかったのでは?←勘違い。傘はさしていた。
- 針宮がトイレの窓あたりで傘をさして携帯をいじってた様子を見た。そこに演劇部の4人くらいが針宮の向こうからこっちに来ていた。
- 演劇部二年梶原、一年三条、志賀、松江の証言
- 部室に集まった。三時三分に梶原、松江、三時五分に志賀、三時十分ごろに三条。
- 部室から大道具をリヤカーで運び、体育館には三時十五分に到着。
- 下手舞台袖の扉の鍵は、梶原だけが持っている。
- 三時十五分に体育館でなった太鼓のような音は、4人は聞いていない。
- 針宮がいた。
- 雨の日なので、リヤカーごと扉に入れようとした。
- 前方に三条、梶原、後方に志賀、松江。
- リヤカーは扉の横幅ほぼピッタリ。
- 三条が運動部に舞台から声をかけにいったが、幕が閉まっていたので、それを梶原に伝え、梶原が運動部に幕を降ろしたのは誰か聞いた。梶原が三条に幕を上げるように言い、幕を上げた。
- 死体発見。
- 志賀と松江はリヤカーを一旦外に出し、中へ。その際鍵をかけた。
- 舞台裏には演劇部の4人以外誰もいなかった。
- 正木、針宮の証言(佐川と同じクラス)
- 正木は
- 二時五十五分ごろから生徒会備品室で書類作成
- 備品室には一人だったが、途中同じ生徒会の友達に電話をかけている
- 針宮は二時五十七分ごろから立っていた。
- 悲鳴を聞いて体育館に。渡り廊下の扉から。
- 針宮は、
- 佐川と増村が入っていくのを見た。
- 朝島が入っていくのも見た。
- 三年生の朝島をなぜ知っている?
- 以前コンタクトあり。秋月の件で。
- 三年生の朝島をなぜ知っている?
- 増村が一度出ていったことや、卓球部の二人が入っていったのは確認できていない。
- 三時八分ごろに制服の女子生徒が入っていったのも知らない。
- 演劇部の4人は見た。
- 悲鳴が聞こえて、正木より早く扉へ。
- 正木は
- 裏染が確認。昼休み以降の遅刻者はいないかどうか。いなかった。
- 男子トイレに黒い傘を残した者が犯人と考えるのが妥当。以下、その推理。
- 昼休みにはなかった黒い傘がある。誰かが忘れた、と仮定すると、遅刻者、早退者、不審者のいずれか。
- 遅刻者:いなかったことを確認済み。
- 早退者:仮にいたとしても、雨が降っている中を帰るのであれば、そこに置き忘れはしない。忘れても取りに戻る。
- 不審者:早退者と同様。
- よって、忘れ物とは考えにくい。とすると、誰かが故意に置いた、と考えるのが妥当。
- ちなみに、佐川が容疑者から外されるのは、体育館には女子生徒が入ってきたから、との証言から。
- 傘は犯人が故意に置いた、と仮定するなら、自分からの疑いを避けたければ「女子生徒」とは言わない。
- かつ、現場を密室のままにしたりはしない。誰か逃げていったと証言するはず。密室のままであることが、自分に容疑がかけられている原因なのだから。
- 昼休みにはなかった黒い傘がある。誰かが忘れた、と仮定すると、遅刻者、早退者、不審者のいずれか。
- 裏染が気づいた違和感や、放送室での諸々。
- 朝島の左右のポケットのバランスが悪い。
- 左にはティッシュのみ、右には鍵と携帯と財布。
- ティッシュには血がついている。生徒手帳にもべったりと。
- 袖幕の向こうで刺されたあと、移動されたことを知り、面白いと一言。
- 朝島が持っていた鍵は放送室のものか確認。旧体育館のものも含まれているか?も。
- どちらもYes。
- 旧体育館の放送室に詳しい者を訪ねると、演劇部の4人が手を挙げた。
- 放送室のデッキに演劇部先輩の公演記録のビデオがさしっぱなしかも!と梶原が思い出す。
- 梶原にアリバイがあるか、袴田兄に確認。
- ビデオとDVDでコンセントは共用で、ビデオが差し込まれていた。
- DVDに関しては、裏染いわく「関係ない」という関係があることがわかった。大きな手掛かり。
- デッキ本体の再生ボタンは効かず、リモコンはビデオとDVDで共用。
- 裏染興味を示し、昨日ビデオを見たこと、なぜビデオを取り出すのを忘れたのか確認。
- 完全下校時間が近づいていたから、とのこと。
- リモコンを操作しないと、ビデオは取り出せない。
- リモコンは、テーブルに置いてる小物の中の羊羹の缶の中にしまい込まれていた。
- その缶の中には、4つほどのリモコンが入っていた。
- choiyakiリモコンをしまうときにビデオを思い出さないのか?
- 裏染興味を示し、昨日ビデオを見たこと、なぜビデオを取り出すのを忘れたのか確認。
- 死体は刺されたときから左に傾いていた。これが、朝島の遺留品に何が起きたかの起点。
- 朝島の自宅の部屋から、犯人が朝島のディスクを一枚盗んでいることを指摘。
- 朝島の左右のポケットのバランスが悪い。
- 朝島の自宅。数百本とDVD、3分の2は市販のもの、残りが自分で撮影したもの。
- ビデオカメラを持ち歩き、片っ端から撮影していた。
- 遺留品についていた血はすべて朝島のもの、拭き取られた形跡もなし。
- 財布には八千円のお金と定期と数枚のポイントカード。何も取られていない。
- 胸ポケットの生徒手帳に「二十七日・三時十分 旧体育館 幕を下ろし、上手のドアを開けておくこと」とのメモあり。五日ほど前に書き込まれたもの。
- 裏染はこれを見て、朝島が殺された動機とかいろいろの裏付けが取れた、らしい。
- 朝島は舞台で誰かと会う予定で、その相手が犯人で鍵の開いた上手側から舞台に入り、殺害し、上手側から出ていった。そして犯人が鍵をかけた。佐川が目撃した女子生徒も上手側から出ていったはず。
- choiyakiこの時点では有力な犯人候補は演劇部。なので、殺害したあと演劇部と合流し、隙を見て上手に鍵をかけれるものが犯人、と思っていたんやろう。
- 裏染、演劇部4人に聴取。
- 演劇部室には、洋箪笥、テーブル、安楽椅子、畳、屏風、二枚の襖、SFチックな計器類、オフィスデスク3つ、回転座椅子。青ビニールシートが干してあった。
- 事件の前日、芝居の稽古後に放送室で公演記録を鑑賞。見たのはそのビデオ1本のみ。
- 三時三分に部室に来た松江と梶原は除外。
- 三時五分に来た志賀も除外。
- 三条は三時十分に部室に。リヤカーを引いて旧体育館へ。三条が先に離脱、幕が下ろされているのを確認。梶原へ声をかけ、梶原が舞台袖から顔を出して、、、というのがあったが、舞台から梶原が顔を出していた時間を確認。およそ十秒くらい、とのこと。
- choiyaki刺すのと死体の移動とを別のタイミングで行ったと仮定すると、三条には犯行が可能そう。
- 密室を作ることができたのが今のところ三条だけ。
- choiyakiそうか、朝島がかけた右側の扉の鍵をかけることができるのは三条のみ、やからか。
- 裏染、生徒会役員に聴取。
- 正木は三時十分に八橋に電話しているものの、授業が早く終わってから悲鳴を聞くまでの二十分間のアリバイなし。
- 八橋も三時に授業が終わってからのアリバイなし。
- 日比谷は三時三分ごろ生徒会室へ。顧問の樋口と一緒にいたので、アリバイあり。
- 椎名は図書館に行ってから何も借りずに生徒会室に三時二十分に来たのでアリバイなし。
- 裏染、放送部の聴取に同行
- 森永。三年生。三時三分ごろに津田沼とともに本館の放送部部室に。
- 津田沼。二年。森永と会い、部室に。
- 巣鴨、一年。パンを買いに行っていたため、三時十七分ごろに部室に到着。
- 蒔田、二年。生理痛のため、無人の保健室で休養をとってから三時三十分ごろ部室に。
- 秋月、風邪で休み。事件当日も部活を無断欠席。
- 以前、針宮からカツアゲを受けていた。それを知った朝島が、その場面を録画し、針宮に直にバラすと話すという一件があった。
- ただこれは、裏染いわく関係ない。
- 以前、針宮からカツアゲを受けていた。それを知った朝島が、その場面を録画し、針宮に直にバラすと話すという一件があった。
- 裏染の確認事項。
- テレビを買い換え、以前のものは旧体育館に移動したか。Yes。
- 旧体育館の放送室をよく使う部活は?→放送部と演劇部と生徒会くらい。
- 朝島は新旧本館の放送室の鍵を持っていたが、他に合鍵あるか?→ない。部員が持ってるのは本館の放送室の鍵のみ。
- 残念らしい。
- 鍵をズボンのポケットのどっちに入れてた?→わからない。
- 残念らしい。
- ディスクを持ち出すときは、朝島はどこにそれをしまってた?→ズボンの右側の尻ポケット。そこが定位置。
- 裏染の推理は、三条が糸か何かで上手の鍵を閉める、というものだったが、実験は全く成功せず。
- 三条にも上手の扉の鍵を閉めることはできなかった。
- 密室の謎が振り出しに。
- 旧体育館の上手側の扉から、秋月が出てくるのを見たという目撃者が現れた。
- 目撃者は早乙女。一年生。針宮が最近付き合い始めた相手。
- 針宮と一緒に帰ろうと思い、旧体育館で待ち合わせ。が、友達に誘われ、一度一緒に帰ってから、裏門を通って戻ってきた。その際、秋月を目撃。
- 体育館上手側の出方から秋月が出てきた。三時十五分頃。演劇部がリヤカー引いているところも目撃。
- 秋月は傘をさしておらず、出てきて扉を二度ドーンドーンと叩いて、扉に寄りかかって息を整えていた。五秒後、走り始めて裏門から出ていった。傘をささず、上履きのまま、リボンをつけていなかった。
- 裏門への足跡は一筋だけ。
- 傘を2本持った生徒は写っていなかった。
ーーー
- このあとの秋月の告白部分は、何度も読み返した。で、手書きメモを書いてさらに考えた。


- 散歩中に、ポスターが濡れていなかったことに気づき、それが正木が犯人であることの証拠になる、と気づいた。
- 推理が異なった点といえば、
- 裏染は秋月の証言を聞く前に黒い傘が犯人のものであるとわかっていたが、秋月が来たが故に黒い傘を残すしかなかったとぼくは判断した所。つまり、黒い傘が犯人のものであると断定するまでの推理。
- 授業が早く終わったことは犯人にとって好都合と思ったけど、それに関しては作中では触れられていなかった。
- 朝島を待ち伏せできるから体育館に早く行ったと推理したが、何の言及もなかった。
- 読書メモや本文を直接見返し、手書きで自分の考えを整理し、最後のポスターが濡れていなかったことが決めてであるというのに関しては散歩中に気づいた。
- 密室のトリックを考えつくまでは、巣鴨かなと思ってた。が、断定できる要素がなかった。
- 秋月の証言を読み返す中で、犯行が予定よりも早く行われているのでは?と考え、その要素を探し、正木に注目したが、断定要素はまだわからなかった。
- 断定できるのは、授業が早く終わっているというところしかないと思い、そこを重点的に考えることでポスターに気づけた。
- DVDが2枚あったであろうことや、放送室でDVDを確認したことは裏染の推理と全く同様の結論に至った。
- 死体を移動させた理由については、確証は持ててなかった。
- というわけで、犯人当てれたしトリックや証拠もわかったので、概ね正解できたと言えそう。